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初心者が6畳のセルフリフォームで壁紙の長さに泣いた日
私が初めて自分の部屋である6畳間の壁紙をセルフリフォームしようと決意したとき、最大の関心事は費用の節約でした。インターネットの販売サイトを見ると、30メートルパックという商品が格安で売られており、レビューには「6畳でぴったりでした」という声が並んでいました。私は自分の計測結果と照らし合わせ、窓や大きなクローゼットの面積を差し引けば30メートルで十分にお釣りが来ると確信し、迷わず注文ボタンを押しました。しかし、これが長い苦闘の始まりだったのです。生のり付きの壁紙が届いたその日、意気揚々と古い壁紙を剥がし、いよいよ新しい壁紙を貼り始めました。1枚目を貼る際に、柄を垂直に合わせようとして何度も貼り直し、角の処理に手間取っているうちに、のりが乾き始めて1枚分を台無しにしてしまいました。この時点で私の計算にはなかった「ロスの発生」という現実が重くのしかかりました。さらに、窓の上下を貼る際に、大きな布地から効率的に切り出そうとしましたが、どうしても端材が使い物にならず、ゴミ箱に捨てられる壁紙を見るたびに血の気が引く思いでした。最後の1面に差し掛かったとき、ロールは残りわずかとなり、結局、壁全体の4分の1を残して壁紙は完全に底を突いてしまいました。剥き出しになった石膏ボードを前に、私は呆然と立ち尽くしました。翌日、慌てて同じ品番を5メートルだけ追加注文しましたが、届いた壁紙を貼ってみると、光の当たり具合によって先に貼った部分と微妙に色が違うように見えました。これは製造工程でのロット違いによる現象で、プロなら絶対に避けるミスです。結局、私は最初から40メートル、あるいは50メートルの大容量パックを買っておけば、こんなストレスを感じることもなく、送料も1回分で済んだはずだと猛烈に後悔しました。壁紙のDIYにおいて、メートル数の余裕は精神の余裕そのものです。30メートルで足りるという言葉は、一切のミスを許されないプロの計算であり、私たち初心者はその1.2倍から1.5倍は用意しておくべきでした。今となっては良い思い出ですが、次に6畳をリフォームする際は、迷わず50メートルを購入します。余った壁紙は将来の補修用として保管しておけば良いだけですから、足りなくなるリスクに比べれば安い保険だと言えます。