網戸の張替えは、適切な道具を揃えて手順を正しく理解すれば、初心者でも十分にこなせるDIYの代表的な作業です。まず準備すべき道具は、交換用の網、網押さえゴム、専用のローラー、そして網戸専用のカッターです。網については、一般的に普及している18メッシュや24メッシュといった網目の細かさを選択する必要があります。網押さえゴムは、現在使用しているサッシの溝に合った太さを選ぶことが最も重要であり、太さが合わないとゴムが溝に入らなかったり、逆に網がすぐに外れてしまったりする原因となります。古いゴムの一部を切り取ってホームセンターに持参し、現物と照らし合わせるのが最も確実な方法です。作業の第1段階は、古い網とゴムを取り除くことから始まります。この際、サッシの溝に溜まった長年の埃や砂をブラシや雑巾できれいに掃除しておくことが、仕上がりの美しさと耐久性を左右する隠れたポイントです。次に、新しい網をサッシの上に広げますが、四方に3センチから5センチ程度の余裕を持たせてカットしておくと、後の作業が非常にスムーズになります。網をクリップなどで仮止めしたら、専用ローラーを使ってゴムを溝に押し込んでいきます。このとき、網を強く引っ張りすぎるとサッシが歪んでしまい、逆に緩すぎると網にシワが寄ってしまうため、適度なテンションを保ちながら進めるのがコツです。特に角の部分はローラーの反対側についている尖った部分を使って慎重に押し込むと、角まで綺麗に網が収まります。1周すべてゴムを入れ終えたら、最後にはみ出した余分な網をカッターで切り取ります。網戸専用カッターは、サッシの縁に沿わせるだけで安全かつ直線的にカットできる便利な道具ですので、ぜひ活用してください。自分で張替えを行うことで、業者に依頼する費用の半分以下で済ませることができ、家全体の網戸を一度にリフレッシュすることも夢ではありません。少しの根気と丁寧な作業があれば、新品のようなパリッとした網戸が復活し、夏場の風通しが驚くほど心地よいものに変わるはずです。
網戸張替えの基本手順と必要な道具の選び方