結婚して10年私たち夫婦をずっと悩ませてきたのは洗濯物の問題でした。共働きで帰宅が遅いため外に干した洗濯物が夜露で湿ってしまったり急な雨で台無しになったりすることが日常茶飯事でした。リビングに置かれた室内物干しは常に洗濯物で占領されせっかくのくつろぎ空間が生活感に溢れてしまうことにストレスを感じていました。そこで築15年の自宅の小規模リフォームを決意し使わなくなった納戸をランドリールームに作り替えることにしました。広さはわずか3畳ほどでしたが私たちの生活は劇的に変わりました。リフォームでこだわったのは洗濯機から取り出してその場で干せる最短の動線です。天井には昇降式の物干し竿を2本設置し壁には大容量の収納棚と洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできるワイドなカウンターを造り付けました。驚いたのは専用の空間があることで家事の効率が飛躍的に上がったことです。以前は洗濯が終わるたびにカゴに入れてリビングへ運んでいましたが今はその場で干して乾いたらその場で畳んでカウンター下の引き出しに収納するだけです。移動の手間がなくなっただけでこれほどまでに体が楽になるとは思いませんでした。また懸念していた湿気についても強力な換気扇と除湿機を併用することで生乾きの臭いに悩まされることもなくなりました。何より嬉しかったのはリビングが本来の姿を取り戻したことです。洗濯物が視界に入らないだけで視覚的なノイズが消え夫婦でゆっくりとコーヒーを飲む時間が持てるようになりました。夜に洗濯機を回しても専用の部屋の扉を閉めれば音が気からないため睡眠の質も向上したように感じます。総額で約120万円ほどの投資でしたが日々の暮らしの質がこれほど向上することを考えれば決して高い買い物ではありませんでした。リフォームを通じて家事の動線を整えることがいかに心の平穏に繋がるかを痛感しています。ランドリールームは忙しい現代の夫婦にとって家を単なる寝る場所から安らぎの場へと変えてくれる魔法の空間だと確信しています。これからリフォームを検討する方には思い切って専用スペースを作ることを強くお勧めします。
共働き夫婦がランドリールームを作った体験記