私は今年の夏、古くなった実家の網戸を一新しようと思い立ち、自分で網戸の取り付け方に挑戦することにしました。これまでは父がすべてやってくれていたのですが、自分でも家の管理ができるようになりたいと考えたのがきっかけです。ホームセンターで新しい網戸を購入し、意気揚々と作業を開始しましたが、最初の1枚目でいきなり壁にぶつかりました。説明書通りに網戸の上部をレールに差し込もうとしたのですが、どうしても途中で引っかかってしまい、奥まで入らないのです。よく観察してみると、実家の古いサッシのレールには長年の埃や砂が溜まっており、それが障害物となっていました。まずはブラシと掃除機を使ってレールを徹底的に掃除し、さらに滑りを良くするためにシリコンスプレーを軽く吹き付けました。再挑戦すると、今度は驚くほど簡単に上部がレールの溝に収まりました。次に下側の戸車をレールに乗せる作業ですが、ここで第2の問題が発生しました。網戸がレールに対して数ミリ高く、どうしても下側が入らないのです。ここでようやく網戸の下部にある小さな穴の中に調整ネジがあることに気づきました。プラスドライバーを使ってこのネジを反時計回りに回すと、戸車が少し引っ込み、網戸全体の高さが低くなりました。これでようやく下のレールにもカッチリとはめることができました。取り付けが終わって喜んだのも束の間、網戸を動かしてみると「ガタガタ」と不快な音がします。どうやら左右の戸車の高さが均等ではなかったようで、網戸が少し傾いていました。何度も微調整を繰り返し、ようやく滑らかに動くようになったときには、額に汗が滲んでいました。最後に、最も重要な工程であるはずれ止めのセットを行いました。上部にあるプラスチックの部品をカチッと音がするまで押し上げ、ネジで固定しました。これで強風が吹いても安心です。1枚を完璧に取り付けるのに30分以上かかってしまいましたが、残りの窓はコツを掴んだおかげで1枚あたり10分程度で済ませることができました。自分で網戸の取り付け方をマスターしたことで、家に対する愛着がさらに深まり、夏の夕暮れ時に網戸越しに入ってくる涼しい風が、いつもより何倍も心地よく感じられました。小さな成功体験ですが、自分の手で暮らしを整える喜びを実感した1日となりました。
網戸の取り付け方に初めて挑戦した記録