小学校に入学する長女のために、これまで物置化していた6畳の和室を明るい子供部屋へとリフォームしました。畳をフローリングに変え、古めかしい砂壁調の壁紙を、娘が選んだ淡いピンクの壁紙に貼り替えるという一大プロジェクトです。私が最も神経を使ったのは、やはり壁紙の発注量でした。江戸間の6畳で、窓が1つ、クローゼットの扉が1つという条件でしたが、過去の失敗談を参考に、壁面用として思い切って40メートルの生のり付き壁紙を注文しました。計算上は32メートルほどで足りるはずでしたが、余裕を持つことにしたのです。結果的にこの判断は、私の精神的な救いとなりました。DIY初心者の悲しさで、最初の3枚を貼るまでに、角のカットミスやのりの付着による汚れで、予定よりも多くの壁紙を消費してしまったからです。もし30メートルセットを買っていたら、間違いなく途中で足りなくなっていたでしょう。しかし、40メートルという潤沢な資材があったおかげで、「失敗しても次がある」という前向きな気持ちで作業を続けることができ、後半は職人さんのようにスムーズに貼れるようになりました。最終的に作業を終えたとき、手元には約6メートルの壁紙が残りました。一時は「もったいなかったかな」と思いましたが、実はこの余った壁紙が、その後の暮らしで大活躍することになりました。子供部屋ですから、案の定、入居から数ヶ月でクレヨンの落書きや、おもちゃをぶつけたことによる小さな破れが発生しました。その際、保管していた余りの壁紙から小さな四角形を切り出し、柄を合わせて上から貼る「パッチワーク補修」を行ったところ、どこに傷があったのか全く分からないほどきれいに直すことができたのです。また、余った壁紙を空き箱やファイルボックスの表面に貼ることで、部屋のインテリアと完全に統一された収納グッズを自作することもできました。壁紙を多めに買うことは、単なる無駄ではなく、その後のメンテナンスやデコレーションまで含めた「ライフスタイルへの投資」なのだと気づきました。6畳という限られた空間を自分の手で作り上げる喜びは、正確な長さの把握と、少しの贅沢な予備から生まれます。これからリフォームをされる方には、ぜひメーター数の端数にこだわらず、たっぷりと余裕を持って新しい壁紙を迎え入れてほしいと思います。
6畳の子供部屋リフォーム体験と壁紙の余りの活用術